主人にとって わんこが なくてはならない 



存在に なり始めたころ、転勤辞令がでました。



まだ高校生の次女と 仕事を始めたばかりの長男は、



ついていくのは難しく、主人は 単身赴任になりました。



そのころ 愛犬は、しきりに 耳をかゆがり、



自分で爪で ガリガリやって よく血が出たりしていました。



病院にいって 耳洗浄をしてもらっていました。



自宅で 洗えるとのことで やってみましたが、



あばれてやらせてくれません。




しまいには、耳に手を当てただけで、獣の顔をするのです。




それで、3日おきに 病院通いが はじまりました。




病院では 別人(別犬)のように おとなしく 




静かに スムーズに 治療ができるのですが、




あまりにも 治りがおそいので 検査をしたら、




「トウモロコシアレルギー」とわかり、



たいていの市販の餌にトウモロコシが含まれていたので、



家で作ることになり、ご飯と シーチキンが


主な食事となりました。



それから 我が家にも色々変化があり、



長女の結婚、長男も次女も仕事について



今までのように、笑いとほっこりの時は



減っていったような気がします。



子供たちも それぞれ仕事や私用で留守にすることが多々あり、




わんこは、バタバタしている 私たちの様子を




わがまま言わず、じっと見ていたような 気がします。




私は、親が病気で入院したりして、帰省することが増え、



子供たちが わんこと一緒にいては くれましたが、以前のように、



みんなが 揃っていることはなく、いつも 



だれかが いない そんな日々の中、親の葬儀の時は、



子供たちも みんな 帰省したため、



わんこは ひとり 病院の 



ペットホテルに 預けられる事になりました。



その後、長女の結婚、出産。



きっと 今まで私の 愛情を 独り占めできたのに



小さな赤ちゃんが 来るようになって



私が その子に かかりきるので きっと



寂しかっただろうなと 今思います



そして 2人目の孫を 産む間近に 


娘の体調が悪くなり実家に 早めに帰省していて


私が そっちに かかりきりに なったりして


又もや、わんこに さみしい思いを させてしまいました。



1才くらいの 小さな孫が 遊んでいる時も、


孫が わんこの背中を 枕に 寝てしまった時も、


じっとして受け止めていてくれました


初孫を産湯につからせている時も、



2番目の孫の産湯の時も



じっとそばで、一緒にみていました。


自分も 家族の一員だと そんな 気持ちだったのでしょうか


そのころ わんこはもう、11才になっていました。